日本人ならば世界のどこに行っても欠かせないのが白米です。海外に住むならば覚えておきたいお米の炊き方3つをご紹介していきます。
鍋でお米を炊く【滞在3か月未満】
海外に住むならば避けて通れないのが鍋を使った炊飯です。あとで出てきますが炊飯器を持っていたとしても、鍋でご飯が炊けるようになった方が便利。
炊飯器が故障したときなどはもちろん、大勢が参加するパーティー用にお寿司を作るときなど、炊飯器だけではお米が足りないときにお鍋でお米を炊くこともよくあります。
また病気になったときにパン食はかなりつらい。日ごろはパン食でも胃が弱っているときには白米が食べたくなるものです。海外に住むならば鍋での炊飯は必須科目だと言えるでしょう。
特に海外滞在が3か月未満程度と短い場合、炊飯器を持っていくのも大変なので鍋で炊飯できるようになっていた方が便利です。ちなみにフライパンだと火が通り過ぎてしまうので、できるだけ底面積が小さい鍋で炊きましょう(経験談)。
また欧米ではグルテン量の多い強力粉を使うので、小麦が原因の不調を引き起こすこともあります。おかしいなぁと思ったらご注意を。
レンジ用炊飯器【3か月~1年】
滞在が3か月以上になってくると「鍋で炊くの面倒だなぁ……」と思うようになります。またうっかりしていて鍋を焦がすことも。わたしは2度焦がしてしまい、備えつけの借り物の鍋なので必死に焦げを落としました。辛かった。
当初から3か月以上滞在することが決まっているならば、レンジ用炊飯器を持っていかれることをオススメします。安くて軽くてコンパクトでとても便利。わたしが使っていたのは「レンジdeおひつ」というレンジ用炊飯器。高さが低いので、ほとんどの電子レンジに対応できるのが強みです。
値段は1000円以下。長期の海外出張や短期留学で持っていくのにベストなレンジ用炊飯器だと思います。具体的な使い方はこちらをご覧ください。
日本製炊飯器【1年以上~】
レンジ用炊飯器もいいのですが耐久性にやや不安があるので、1年以上住むことが決まっているなら、海外向けに生産された日本製炊飯器を購入した方が便利です。変圧器不要で使うことができます。
日本製炊飯器もピンキリです。2~3万円ぐらいがボリュームゾーン。しかし10万円ぐらいの高級品も。どれぐらいの炊飯器を買うかはどれぐらい長く海外に滞在するかで決めるのがいいでしょう。
うちは今後ドイツ以外に転居する可能性があるので、安価な1万円程度の炊飯器を購入しました。蓋を外せばスーツケースに入るほどコンパクト。いまのところ満足しています。
結局のところ、高価な炊飯器と安価な炊飯器の違いは機能なんですよね。わたしは炊飯器でパンケーキを焼いたり、シチューを煮たりしないので、最低限の機能がついたものを買いました。タイマーがあって炊き込みご飯が炊ければ十分。
ちなみに日本にいたときは仙台初売りで購入した7万円(定価10万円の土鍋釜の炊飯器を使っていました。大奮発です。先日ドイツで食べている欧州産米を炊いてみたら、やや甘みが増したので現地の方と結婚して永住するならばいい炊飯器を買うのもいいかもしれません。
まとめ
以上、海外ライスハックいかがでしたでしょうか。パン好き、パスタ好きでも、どうしても海外で食べたくなる白米です。滞在期間に合わせて上手にお米を炊いて、なるべくストレスレスな生活を目指しましょう。きっと海外生活が楽しくなりますよ。