海外に長期滞在していると無性にお米が食べたくなるときがあります。炊飯器があれば簡単ですが、長期の海外出張や短期留学などだと持ち歩くのも大変ですよね。そんなときはアパートメントホテルや寮に備えつけのお鍋でお米を炊いてみましょう。難しそうに思えますが、意外とおおざっぱでもちゃんとお米が炊けますよ!
使う物
使う物は
- 鍋
- 蓋
- コーヒーカップ
の3つです。
炊き方
お米を量る
コーヒーカップを使ってお米を量りましょう。カップの大きさはお水とお米の比率を調節するだけなので、どんなものでも大丈夫です。すりきりで量っておくと後が楽。
カップ1杯でだいたい1合です。多めに炊いた方が美味しいから今回は2杯分で炊いています。こんな感じ。
お米を洗う
鍋でお米を洗いましょう。ザルがあるならザルの方が便利ですけど、まあなかったらなかったでどうにかなります。お米がこぼれないように気をつけながら3~4度水を変えて、だいたい透明になったかな~というぐらいでOK。
最後の水はなるべくしっかりと切ります。でもやりすぎるとざばぁっ!とお米がこぼれることがあるのでほどほどに。多少水が残っても気にしない。
水を入れる
洗ったお米に水を入れていきます。水とお米の比率は1:1.2です。2杯分のお米だとカップ2.5杯分ぐらいでいい感じ。カップの底の方が小さいので、半分入れたらちょうど0.4ぐらいの比率になるからです。
上の写真は1杯分の水を入れたところ。カップにはすりきり一杯のお水が入ってます。
下の写真はカップ半分のお水。きっちりしてなくてもだいたいで大丈夫。
強火で沸騰するまで炊く(5分ぐらい)
まずは強火で沸騰するまで火にかけます。時間を計っておくと2度目に炊くとき便利です。うちは冬場で5分ぐらい。
鍋の蓋は透明な方が中が確認できて分かりやすいですが、中が見えない蓋でも開けて見ればいいだけなので大丈夫。赤子が泣いても蓋を取ってはいけないといいますけど、取ったからと言って炊けなくなるわけじゃありません。ノープロブレム。
こんな感じでごぼごぼ沸騰したら火を弱めます(中が確認できるなら蓋は取らなくていい)。
できるだけ弱火で水がなくなるまで炊く(7~8分ぐらい)
沸騰後、できるだけ火を弱めてだいたい水がなくなるまで炊きます。うちだと7~8分ぐらいです。写真みたいな感じで、お米がつやつやしてるけど水がない感じになったらOK。
火加減に自信がなければ、蓋を開けてかき混ぜながら焦げていないか確認しましょう。かき混ぜてもちゃんと炊けます。鍋を焦がしてしまったら洗うのはすごく大変です(経験者)。
コンロから外して蒸らす(15分ぐらい)
炊けたらコンロから外して蒸らしましょう。コンロの上に置いたままだと火が通り過ぎるので。
15分ぐらいあるとベストですが、待ちきれないなら器に盛っちゃって、器の中で蒸らしながら食べるという手もあります。時間によって硬さが変化するのを堪能するのもまたオツなものです。
炊き上がり
炊き上がりはこんな感じ。
スプーンなどを使って底からかき混ぜておくとふっくらします。
ふりかけさえあれば、おかずがなくてもどうにかなります。この後、美味しくいただきました(-人-)
残りは器に移すなり、ラップで巻くなりして保存しましょう。鍋のままでもいいんですけど、あんまり放っておくとお米が鍋にこびりついて洗いにくくなります。柔らかいうちに外に出して洗うか、水につけておきましょう。
海外旅行・滞在にはタッパーを持っていくと便利
ちなみに、海外旅行や長期滞在にはタッパーを一つ持っていっておくと、こんなとき保存ができて便利です。
わたしは最近、2泊3日ぐらいのショートトリップでもタッパー、携帯用お箸(組み立てられる)・スプーン・フォーク、ジップロックを持ち歩いています。
これだけあれば、外食では不足しがちな野菜や果物をスーパーで買って、タッパーに保存し何度かに分けて食べることができます。器代わりにもなって便利。
行きは適当にタオルなどを詰めておけば場所も取りませんし、帰りは壊れやすいお土産などを運ぶ器にもなるので重宝しますよ。
以上、鍋を使ってご飯の炊き方でした。結構雑におおざっぱに炊いても炊けるもんなので、お米食べたいなぁというときはぜひチャレンジしてみてくださいね^^