ドイツに住むと日本の食材は手に入りにくくなるのですが、他のアジア系食材はむしろ日本より手に入りやすくなります。しかもお安い。おかげさまで日本にいるときよりもアジアン料理を作る機会が増えました。
今回はタイ・グリーンカレーペーストを使ったグリーンカレーを作ってみました。
タイ・グリーンカレーペーストについて
タイのグリーンカレーペーストはアジアンショップで買うことができます。ボン中央付近だと「Jin Long Asiamarkt」が大きなアジアンショップで便利。
タイ系食材はケルン通りにある「Thai-Viet Asia Markt」が品ぞろえがいいです。
わたしは「Jin Long Asiamarkt」で買って、400グラム 2.49ユーロ。300円くらいですかね。日本だと50グラムで300円ぐらいなのでかなり安い。
作り方は裏にドイツ語で書いてありますが従いません。なぜなら以前失敗したから。「400グラムのココナッツミルクに50グラムのグリーンカレーペーストを溶かして温めてから肉や野菜を入れる」みたいなことが書いてあるのですが、これをすると肉から出る灰汁がすごい。なので先に炒めることにしました。それでも美味しいです。
材料(4人分)
- グリーンカレーペースト:50グラム
- ココナッツミルク:500ミリリットル
- 豚肩肉(Schweinenackenbraten):200グラム
- パプリカ:1個
- タケノコ(細切り):1缶
- ナンプラー:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
「簡単に手抜きして作る」を至上命題としているので材料は少なめ。レモングラスはペーストに入ってます。4人分作りますが、2人分だけ食べて、残りは冷凍しておきます。ご飯作りたくないときに使えて便利。
日本のように、袋に入ったタケノコの水煮は売ってないんですけど缶詰があります。しかも細切り済み!これのおかげですごく楽チン。豚肉を鶏肉にすれば煮込んでもあんまり灰汁が出ないみたいです。お好みで。
作り方
パプリカを細切りにする
パプリカを細切りにします。今回は赤いパプリカだけですが、緑や黄色を入れると色鮮やかになっていい感じです。
豚肩肉を細切りにする
豚肩肉は固まりで売ってます。なので、まず薄切りにしてから細切り。固まり肉をいったん凍らせてから指が5ミリ程度沈むぐらいまで解凍し、薄切りにしてから縦に切ると切りやすいです。これはまた別記事で。
大きな固まりだったので、キレイに切れた左上の肉をトンカツ用に、失敗した右上と切りにくい残りの肉を細切りにします。全部は上手く薄切りに出来ない……。
材料を炒める
材料を炒めていきます。まずは豚肩肉。色が変わるまで炒めます。
パプリカ投入。
さらに水を切ったタケノコ細切りを投入。
ココナッツミルクを加えて味付け
炒めた具材にココナッツミルクを加えて味付けしていきます。
まずはグリーンカレーペースト。大さじにはみ出るぐらい盛ると50グラムぐらいです(おおざっぱ)。
ナンプラー大さじ1を入れて
砂糖大さじ1を入れます。辛いカレーだけど砂糖は必須。
具材に火が通れば完成
ここまで所用15分くらい。慣れれば簡単です。
お米を炊く
グリーンカレーには日本米ではなく長米が美味しいです。うちではインド米を使ってます。
これは「Mini Asia」というお店で買いました。インド系の商品が多いです。オクラやゴーヤも売ってます。
炊くのは以前ご紹介したおひつちゃんです。
お米と水が1:1の割合で13分チンすれば炊けちゃいます。本当に便利!
完成
盛り付けて完成です。ご飯はお椀に半分ぐらい入れて、少しギュッと押しつけてからお皿にひっくり返すとキレイに盛れます。ふだんは適当に盛るんですけどね。写真撮るからキレイにしてみました。
簡単で美味しいし、日本のカレー粉のように小麦を使わないからグルテンフリー。グルテンで調子悪いなぁと感じてる人にもオススメです。
キーマカレーもグルテンフリーだし、安く簡単に作れて美味しい^^