Einbürgerungstest(Leben in Deutschland)当日の様子

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先週の金曜日にEinbürgerungstest(Leben in Deutschland)を受けてきました。結果が出るまで4~6週間あるのですが、先に当日の様子をレポートしたいと思います。ゆるゆるでしたよ!

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通常の流れ

通常はこのような流れでテストが行われます。

オリエンテーションコースの授業終了

↓そのまま

Einbürgerungstest(60分)

わたしはイレギュラーだったので、別のオリエンテーションコースのクラスに混ざってテストを受けるため、授業は受けずに直接テスト会場に向かいました。

イレギュラー参加は2人だけ

なんだかんだでEinbürgerungstestを受ける日程が変更になり、それを証明する物が担当官のくちゃくちゃくちゃ~っと書いたメモしかなかったので、「本当に受験できるんだろうか……」と不安に思っていたのですが、テスト3日前に「もう一度お伝えしておきますね。あなたのテストは1月20日です」という文書が届きました。よかったよかった。3日前だけどまあいい。

なんだかんだはこちら。

いろいろ手違いでオリエンテーションコース終了(仮)【ドイツ・ボン】
いろいろ手違いでオリエンテーションコース終了(仮)【ドイツ・ボン】
オリエンテーションコースが終了しました。わたしだけ。まあこれにもいろいろありました。いやホントもう、いろいろ……いろいろありますよね...

当日、ホッホシューレの掲示板でテスト会場を確認すると、事前に聞いていた会場から変更になっていましたがそんなこともよくあること。だいぶ達観してきました。

変更後の会場の前には男性が1人。同じ文書を持っているっぽいのでたぶん受験者です。この時点で30分前。そして30分後も彼とわたしの2人だけ。やっぱりイレギュラー参加は少ないようです。

30分遅れでスタート

試験時間である12時30分を5分過ぎたところでようやく先生がやってきました。うむ、そうでしょうね。12時30分まで授業やってるから、終わってから来るんだろうと思ってました。わたしは状況を分かっていたのであまり気にしていませんでしたが、もう一人の男性はオリエンテーションコース自体通ったことがなく、ぶっつけ本番だったようで(フルタイムで働いている人はコース通いが免除になることもあります)、「本当にここでテストがあるんですよね……?」とかなり不安そうに聞いてきました。わかるよ、その気持ち。でもこれがインテグレーションコースの通常営業。

先生が遅れてくるぐらいですから、生徒がすぐにそろうわけがありません。

10分後ぐらいに語学クラスのときのクラスメイトたちがやってきました。結構まじめなグループなのでやや早め。「タロウ、久しぶり~!元気?」などと近況を話し合っていたのですが(わたし一人だけクラスが違ったのでみんなに聞かれる)、なかなか他の人たちが来ません。

「新しいクラスメイトは来ないの?」と聞くと、彼らも「さあ?」と首をひねります。その後、ばらばらだらだらと集まり、午後1時。すでに30分遅れ。先生が「みんなそろったかしら?」と聞くと「わかりませーん」という返事が。適当だな、オイ。先生が人数を数えたら揃っていたようで、「さあ、始めましょう」とようやくテストが始まりました。

こういう雰囲気に慣れない真面目な人は、テストが30分も遅れたら緊張やストレスで疲れるでしょうね。これから受ける方は大らかな気持ちで待つことをオススメします。

□に×をつける回答方式。訂正方法はかなり独特

なにせみんな同じクラスからそのまま流れてきてるので、テストの説明もおおざっぱです。「じゃあこの間やったみたいに~」というような説明もあります。わたしはいいけど、もう一人の男性は気の毒。

問題用紙と解答用紙は一体で、中に書き込むようになっています。移民・難民局からモデルテストが公開されているので、事前に見ておくといいでしょう。

http://www.bamf.de/SharedDocs/Anlagen/DE/Downloads/Infothek/Integration/Sonstiges/musterbogen_einbuergerungstest.pdf?__blob=publicationFile

当日違っていたのは、自分の名前や住所が書かれた表紙がついていたことです。他に出身地と出生地を追記します。そして最後のページにはサインを。ここまでは指示通りで簡単。

肝心の回答方法なのですが、これが少し変わっていて、四つの選択肢の先頭に四角(□)があり、この□にバツ(×)を書き込むことで回答になります。決して塗りつぶしてはいけません。なぜかというと、一度した回答を訂正する場合のみ□を塗りつぶすからです。

鉛筆が使えればいいんですけど、使えるのはボールペンのみなのでややこしい。なので当日も訂正方法は詳しく説明せず、回答を訂正したい場合には監督官を呼ぶようにと言っていました。たしかに下手に聞いたら間違いそう。なので、ここでも説明はやめておきますが、もし興味がある人はモデルテストに訂正方法が書いてあるので見てみてください。

問題は33問。時間は60分だけどすぐ終わる

問題は300問+地方問題10問のうちから抽出された33問。個人ごとに配布される問題が異なるのでカンニングなどはできません。

時間は60分ありますが、一度見たことがある問題を解くだけなので、早い人は10分もかかりません。さらに終わった人は退出してもいいので、かなり早い段階から人がばんばん出て行ってしまいます。残されるとちょっとプレッシャーを感じるかも。

わたしは訂正が面倒なので、少し不安な問題を残して一巡目を終え、二巡目にすべて回答、三巡目に見直しをしました。これでだいたい20分ぐらい。半分ぐらいの人が残っていました。勉強具合や問題の当たり外れもあるので、あまり周りには惑わされず、のんびり回答するといいと思います。

問題の傾向と対策についてはこちら。

Einbürgerungstest(Leben in Deutschland)の傾向と対策
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いよいよ今週金曜日にインテグレーションコースの締めであるEinbürgerungstest(Leben in Deutschland...

結果は郵送で通知、4~6週間後

結果は郵送で通知されます。Deutsch-Test für Zuwanderer B1と同じく、届くのは4~6週間後。長いなぁ。Deutsch-Test für Zuwanderer B1では5週間ぐらいかかったので気長に待ちます。合格点は33問中17問正解です。結果はまたお知らせします。受かっていると信じたい(-人-)

2月14日追記)合格しました!やった~!

Einbürgerungstest(Leben in Deutschland)の傾向と対策
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Einbürgerungstest(Leben in Deutschland)合格!ようやくテストから解放!
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