春になるとわくわくするのは日本人だけではないようで、世界中の人々が花の香りを求めて旅をします。わたしは昨春、オランダ・キューケンホフ公園に行ってきました。チューリップはもちろん、他にもスイセンや蘭、ヒヤシンスなど様々な花が一面に咲き乱れ、とても絶景!今年も3月23日~5月21日まで無休で開園しているそうです。お花が好きな人や写真を撮るのが好きな人には本当にオススメのスポットです。ぜひ訪れてみてください。
オランダ観光 オススメ行程表
昨春はドイツ→ライデン→キューケンホフ公園→アムステルダム→ドイツという順に観光しました。春のアムステルダムは世界中から観光客が集まるので、ゆったりしたいなら近くのライデンで宿泊するのもいいですよ。ライデンには日本を愛したシーボルトの旧宅(現在はシーボルトハウス)やシーボルトコレクションを所蔵する国立民族学博物館などがあります。光と影の画家、レンブラントもライデンの出身。有名な「夜警」はアムステルダム国立美術館で見ることができます。
日本からのオススメプラン
日本からだと東京・成田空港、大阪・関西空港からアムステルダムまでKLM(オランダ航空)の直行便が飛んでいるので、アムステルダムから出発するのが便利です。アムステルダムの到着空港、スキポール空港から直通バスが出ていますが、キューケンホフ公園のコインロッカーはほとんど空いていないし、手荷物預け所もいっぱいになる可能性があるので、いったんホテルに行く方が無難かも。アムステルダム中心部、ライデンからも直通バスが出ています。
アムステルダム・ライデンからICEを使えばドイツにも行くことができますよ。デュッセルドルフやケルンまで約4時間です。車窓からの景色が楽しい^^
ルートだと、日本→オランダ・アムステルダム→ホテル宿泊(アムステルダム or ライデン)→キューケンホフ公園→オランダ観光(+ドイツ観光)→日本 という感じですね。
昨春のオランダ観光日記
昨春に旅したオランダの日記はこちらです。入場料など変更になったところも多いようですが参考まで。
オランダ・キューケンホフ公園へのアクセス
日本⇔オランダ・アムステルダム
安くて便利なKLMホームページから直接予約
日本⇔オランダ・アムステルダムのチケットは、わたしはKLMのホームページから直接予約しています。KLMってすごくシステム化されていて、直接予約するとエコノミークラスでも無料で事前に座席が選べるんです。さらにチェックイン前でも座席の変更が可能(制約あり)。もちろんオンラインチェックインもできます。価格も格安チケットとほとんど変わりません。
長時間座ることになる長距離フライトだとどこの座席を選ぶかはとっても重要。旅行代理店のパックツアーや格安旅行サイトからだと事前に指定できないところがほとんどです。
ただしトラブル対応は自己責任
しかし自分で直接飛行機を予約するとトラブルになったときに自分で処理しないといけないんですよね。KLMは順調に飛んでくれればいい航空会社なんですけど、欠航や遅延などトラブルになると対応がいまいち。わたしは機体故障で遅延したり、機内ビデオが故障してずっと見れなかったり、買ったばかりのスーツケースに大穴が開いたりしました(乗る回数が多かったのでトラブルも多い)。
で、問い合わせしてみたもののメールには返答がなかったり、日本に問い合わせたら「ヨーロッパ事務所に連絡して」と言われ対応してもらえなかったり。もちろんヨーロッパ事務所への問い合わせは英語。
なので、英語に自信がない人は多少不便で高くなりますが旅行代理店や日本系旅行サイトを利用した方がいいかも。ヨーロッパに強い外資系格安旅行サイトは日本事務所がない場合もあります。英語が多少話せても、トラブルのときに競り勝てる英語はまた違いますしね……。たぶんあれは英語力ではなくハートの問題。
チケットを安く方法はたくさんありますが、安いチケットだとトラブル対応は自己責任だと心得ておきましょう。
JTB、日本旅行、H.I.S.などを見るといろんなツアーがありました(オランダで検索した結果をリンクしたかったけど、リダイレクトされちゃうので「アムステルダム」や「キューケンホフ」で検索してみてください)。ツアー情報は見てるときが一番わくわくして楽しい。
アムステルダム・ライデン⇔キューケンホフ公園
アムステルダム中心部やスキポール空港、ライデンなどからキューケンホフ公園へは直通バスが便利です。入場券とセットになったチケットを買えば、並ばずに入ることができますよ。
現地ツーリストインフォメーションでも買えますが、ここで事前に購入も可能です。
ちょっと高いけど、オランダ観光局サイトでオーディオガイド付きチケットも売ってます。
行き方の詳細はこちら(英語)。
わたしはライデンのツーリストインフォメーションで買いました。親切だった。
アムステルダム⇔ライデン
ついでにアムステルダム⇔ライデンの電車について。アムステルダム⇔ライデンはIC(Intercity)を使って30分ぐらい。2階建てでゆったりしてますが、朝の通勤ラッシュ時は座れませんでした。スーツケースがあるなら昼の人が少ないときに乗る方がいいかも。
わたしは自動販売機がカードかコインしか使えなかったので窓口で購入しました。日本でいうSuicaみたいなカード(OV-chipkaart)にチャージするのが基本みたいです。これを持っていない場合、Single-use smart cardといって発券料に1ユーロかかります。
ここでe-ticketも買えるみたいですよ。オランダすごいな!
オランダ⇔ドイツ
オランダとドイツもICE(Intercity-Express)で移動できます。わたしはドイチェバーン(DB)で予約しています。DBもサイトからチケットの購入が可能です。アプリを使うとチケットの印刷もしなくてよくなるので旅先で便利。時刻表検索もできるので、ドイツ旅行に行くならばダウンロードしておいて損はありません。もちろん無料。
オランダでのホテル予約
ホテルの予約は格安旅行サイトで値段をチェック後、ホテル公式サイトもチェックしてお得な方から予約するといいですよ。ホテル公式サイトは時々すごくお得な部屋が出ることがあるんですよね。たぶん直前でキャンセルした人がいたとかなんでしょう。
わたしがライデンで泊まったホテルはゴールデン・チューリップ・ホテル。すごくキレイでした。予約はホテル公式サイトの「特別オファー」から。直前だったので安く泊まれました。
比較してあまり値段が変わらないなら、日ごろ使ってる旅行サイトで予約する方がポイントが貯まっていいと思います。ヨーロッパ系ならエクスペディアやHotels.com、Booking.comなどが有名でしょうか。うちはヨーロッパでは有名なHRS(Hotel Reservation System)を使ってます。安いしヨーロッパのホテルは格段に多い。日本語サイトはありませんが「lastminute」も安いです。lastminuteは日本から撤退しちゃったんですよね。残念。
ガイドブック
旅先の情報を知るためにガイドブックを買う人は多いと思いますが、最近電子書籍でも買えるってご存じでしたか? わたしもドイツに来てから知って、便利な時代になったと感心しました。たしかに、旅先で紙のガイドブックを見てるのって日本人観光客ぐらいです。紙のガイドブックは重いし、悪い人に目をつけられやすいので、電子書籍がオススメです。
雑誌の読み放題サービスを使えばさらにお得に「るるぶ」を見ることもできますよ!
オランダ観光局発行のパンフレットや地図も公開されています。でも情報は薄い。
以上、オランダ・キューケンホフ公園観光-行き方編でした。実際の旅の様子はブログでご覧ください^^