大家さんから「火災報知器の点検を装った犯罪者に注意して」というメールをもらったので情報をシェアします。
概要
概要としては
道で「火災報知器が設置されているかチェックするので家に入れてくれ」と声をかけられるが、消防署や消防団でこのような点検は行っていない。彼らは組織的な犯罪者集団なので、決して家に入れず警察に知らせるように!
とのことです。
詳細
もうちょっと詳しく知りたかったので、いろいろ調べてみました。
Freiwillige Feuerwehr Wachtberg(ヴァッハトベルク消防団)のホームページやボン近郊のニュースサイト「General Anzeiger」などに詳しく書かれています。
調べた情報をまとめると、
NRW(ノルトライン=ヴェストファーレン州)では、2017年1月からすべての建物に火災報知器の設置が義務付けられました。これは本当。
犯罪者集団はこの情報を悪用し、消防署職員や消防団員を装って
「2017年1月になったので火災報知器がちゃんと設置されているか確認する」
「火災報知器がきちんと動作するか確認している」
などと言って家に上がりこみ、家の状況をくまなく見て回って帰っていくのだそうです。故意にアラームを鳴らしたりすることもあるのだとか。
ボン南部にあるFreiwillige Feuerwehr Wachtberg(ヴァッハトベルク消防団)の名前を騙っているそうなので、近くにお住いの方は要注意です。
強盗や他の犯罪のための下見をしている可能性があるので、
決して家に入れない!
声をかけられたら警察に通報する!
ようにと書かれています。
もしすでに家に入られたならば、同様に警察に通報するようにとのことでした。ドイツ語が難しいならば大家さんに連絡してもいいかもしれませんね。
わたしは声をかけられたら、ドイツ語も英語も分からないふりをしてカフェにでも避難しようと思ってます。とにかくアパートに入れないことが大事。
キーワードは「Rauchmelder(火災報知器)」と「Feuerwehr(消防署)」の2つ。注意して聞き取りましょう。
デュッセルドルフ総領事館からアラートがあればいいのですが、ボンに関してはあんまり情報が発信されないんですよね。
過剰に怯える必要もありませんが、情報は押さえて自衛できるようにしておきましょう。またなにかシェアした方がいい情報があれば書いていきますね。
ではもう午後になってしまいましたが、今日も良い一日を!Schönes Tag noch!