コンパクトだけど便利!日本製炊飯器でお米を炊いてみました【海外・ドイツ】

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一時帰国したときに買った海外用日本製炊飯器でお米を炊いてみました!いやっほう!

【追記】我が家で買った炊飯器は廃版になったようです。悲しい。以下は商品レビューというより、海外でお米を炊くコツというような感じです。しかし海外用日本製炊飯器はめっちゃ便利ですよ!

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ドイツの炊飯器事情

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鍋やレンジ調理機でお米を炊くこと苦節3年……。ようやく我が家にも日本製炊飯器がやってきましたよ!これまで何度鍋を焦がし、レンジ用炊飯器でべちゃべちゃの炊き込みご飯を炊いたことか……。

寿司ブームのおかげか、ドイツの家電量販店でも炊飯器(英語だとRice Cooker、ドイツ語ならReiskocher)が売られるようになったのですが、いかんせん機能が少ない。タイマーもない。本当に米を煮るだけという感じです。基本煮る道具なので「野菜も茹でることができます」と書いてあるけどあまり魅力を感じません。機能が少ない分、値段は安く、30ユーロから70ユーロぐらいで売っています。

実際に使用したドイツ人の知人(日本在住経験あり)によると「炊きあがったお米はかさかさしていて美味しくない」とのことでした。

中華系のアジアンショップでも炊飯器が売っています。やや機能は多くなるものの、値段がだいたい100ユーロ前後と高くなるのが難点。

うーん、どうせ同じ値段を出すなら日本に帰ったときにいい炊飯器を買いたい。

ということで、楽天を使って海外で使える日本製炊飯器を購入しました!やったー!

喜びのあまりいろんな角度から写真を撮りまくって遊んでしまいました。「いいよぉ、丸いね、丸いね~!」と床に寝転がってあおって撮ってみたり、

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上から撮って伏し目がちな雰囲気にしたりと、

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ものすごく楽しいです。海外に住むと日本では当たり前の物でもめちゃくちゃ楽しめるので得した気分になります。

実際にお米を炊いてみた

さて、どうでもいい一人遊びは置いておいて、実際に使用した感想を書いてみます。使用するお米はとれたての新米、スペイン産あきたこまちの「みのり」です。

お米に水を含ませる(浸水):1~2時間

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「みのり」も十分美味しいんですけど、日本米に比べると水分量が少ないので、炊く前に水を含ませる必要があります(「浸水」という作業)。1~2時間くらいは浸けた方が美味しい。

ちなみに洗い終わったお米をザルに上げる「吸水」は、欧州産米だと粉々になってしまうのでしない方がいいと思います。ぼっそぼその炊き上がりになりました。

本当は浸水後再度水加減を調整した方がいいのですが、面倒なので最初から内釜のラインより少し多めまで水を入れておきます。抜ける手は全力で抜きます。

タイマーをセットする

この炊飯器の炊飯時間は約40分です。これに浸水時間をプラスしてタイマーをセットします。日本の一般的な炊飯器みたいに、時計で炊き上がり時刻を合わせることはできないのですがまあいいでしょう。頭の体操だと思って自力で炊き上がり時間を計算します。

レンジ用炊飯器だとこのタイマーがなかったんですよね~。この炊飯器だと最大12時間後までタイマーを合わせることができるんです。なんて便利なんだ!

炊き上がり

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あとは放っておけばご飯が炊きあがります。炊き上がりはこんな感じ。美しい!

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さっそくお昼に食べました。おかずは「夫もやせるおかず 作りおき」を見て作った「ジンジャーチキン」と味噌汁です。ご飯が進みます。

ちなみに味噌汁の具もこれまた日本で買ってきたフリーズドライの豆腐とオクラを使っています。

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一時帰国から戻ったばかりだと冷蔵庫の食材が乏しいし、食事を作る気力がなかったりするのでとても重宝します。手抜きしたいとき用に買っておくと便利。

この炊飯器を選んだポイント

この炊飯器を選んだポイントは、

  1. 手ごろな値段(1万円弱)
  2. コンパクト(スーツケースに入る!)
  3. 2合炊き以上(3合炊きです)
  4. タイマーがついている
  5. 炊き込みご飯、おかゆが炊ける

の5つです。海外で使える炊飯器は2~3万円ぐらいが平均です。高ければ10万円ぐらいまであるのですが、この炊飯器は1万円弱と手ごろです。また蓋が外れるのでスーツケースに入るほどコンパクト。預け荷物が1つまでの飛行機でも持って帰れます。

2合炊き以上、タイマーと炊き込みご飯については最低限欲しい機能ということで挙げてました。レンジ用炊飯器だとできなかったんですよね。

購入店の紹介

我が家が購入したのは楽天のコウベサコム(海外電気CLUB)というお店です。この炊飯器は海外向け製品なので英語の説明書しかついていないのですが、独自にお店で日本語に翻訳した簡易取扱説明書もつけてくれていました。素晴らしい。

海外発送もしてくれるようです。でもドイツだとアマゾンで同じ商品が売っているので、送料を合わせてどちらが安いかというところ。いま見てみたらドイツのアマゾンだと185ユーロぐらいです。悩むところですね~。

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